The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

普賢院の宿坊ライフ

1泊目の宿坊は普賢院。
奥の院から戻ると写経。
普段こんなに漢字を書く機会はないので、結構時間がかかった。
写経を終えたら、夕食タイム。
御膳2つ分で結構な量があるけど、肉・卵系はなし。
ごま豆腐、野菜のてんぷら、というよりそのへんにありそうな山菜のてんぷら、グリンピースの煮物。
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高野豆腐や信田巻きの入った煮物、野菜の焼いたもの、こんにゃく盛り合わせ。
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どれも美味しかったけど、一番気に入ったのはグリンピースの煮物。
肉好きの私ですが、いろんな味が楽しめて、しかも量も多かったので大満足。

 

翌朝は、6:30に朝のお勤めに参加。
お坊さんたちがお経を読み上げるのも後ろでじっと聞いてるだけだけどね。
燈籠とろうそくの光だけが灯る薄暗暗~い部屋の中で、
じっとお経を聞いていると、ありがたい気分になってくる。
お経は続くなか途中で部屋出るように案内され、大日如来像などなどをお参りし、
仏舎利を拝ませていただいたあと朝食。

 

しかし、宿坊は広い。
泊まった部屋から朝のお勤めの部屋、そして仏舎利の建物、それぞれ建物が違うんだけど、
廊下でちゃんとつながっていて、しかも空調もちゃんと効いていて快適。
案内してくれているお坊さんからはぐれると迷子になりそう。
温泉宿の建て増しを彷彿とさせる建物構造だが、どこもかしこもきれいなのだわ。さすがです。

 

玄関の前の、まだ葉がちょっとしか出ていない大きな木が印象的。
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初の宿坊のお泊り、思ったよりぜんぜん快適。
我慢しなきゃいけないことがあったりして、もっと修行チックなものを想定していたので。
お坊さんたちの対応も立ち居振る舞いも、普通の宿にくらべずいぶん親切で気持ちがよく、
またここに泊まりたい、と思うのでした。

 

2009/05/29-30 普賢院