The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

直島 ~地中美術館

安藤忠雄という人に興味をもつきっかけになったのは、
今年の日経新聞の「私の履歴書」に載ったことから。
独学で建築を学び、世界を旅し、既成概念を覆す建築物を作って周りを驚かせ、
地道な仕事で仕事や人望を集め、でも大阪人であることにこだわりをもつ。
エライ人だけど、親近感があるなぁ。
仕事は喧嘩だというところも。真剣じゃないと喧嘩はできないもんね。
 
そんな安藤忠雄の設計だという地中美術館には行かねばなるまいと、
直島本村の「農協前」からバスにのり、「つつじ荘」で降りて、
ベネッセの無料循環バスに乗り換えてチケットセンターまで。
 
チケットセンターでチケットを買い(2000円)、地中美術館まで歩いて行く。
道すがら、モネの庭を模したお庭を通って。
 
美術館の入り口は、コンクリートの高い壁。
コンクリートの合間をすり抜け、暗い道を抜け、どんどん奥に進んで階段を下りるとモネの睡蓮の部屋。
絵画はたぶんこれだけで、あとは「アート」。
建物と一体化したアートは、各芸術家と安藤忠雄とで相談して作られらものだそうだ。
館内は写真撮影NGなので、どんなんだかは行ってみなけりゃわからない。
 
ざっくりいうと地中美術館は、コンクリートと木と石と明りできた美術館。
空からみると建物はすべて地中に埋められているそうだ。
地中美術館のカフェ。周りがコンクリだらけだけあって、木のあったかさが伝わる空間。
 
イメージ 1
 
 
窓の向こうは瀬戸内海を望みます。
 
作品数は少ないので、のんびりゲイジツにその身を浸せながら、
館内をゆっくり散歩するのにかっこうの場所です。
 
2011年11月19日 直島 地中美術館