The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

Greenwell Farms コナコーヒー園見学

ワイ島と言えばコナコーヒー。
Greenwell Farms は泊まっているところから近いし、日本語ガイドもあり、
歴史もあって、こじんまりした感じがよさそうだったので行ってみた。

幹線道路沿いで、看板を目印に。
車を止めて、奥に歩いていくと、
芝生と、どうやら初めて見るアボカドの木が生えるのどかな農場。
英語ガイドツアーがメインで、参加人数が多いのでガイドスケジュールがあるけど、
日本語は人が集まり次第適宜ガイドしてくれるとのことで、
コーヒーを少し試飲して、ひとここちついたところで、ガイドが始まった。

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ショップからアボカドの木をくぐりながら農場へ。
約100年前、農場が始まったころの(おばあちゃんの)コーヒーの木。
コーヒーの木はどの木も地上から30センチくらいまで幹が太く、その先は細い木が育っています。
同じ枝から豆が取れるのは1度だけで、
一度実をつけたら、次の年は枝が成長して新しく伸びた分の枝からしか豆が取れないそうです。
なので、豆のつく枝がどんどん枝の先端へ、またどんどん高い枝に生っていくので、
何年か豆を採って人の背丈を超えるくらいに育つと、
バッサリと株のところで木を切り、また新しい木が生えるのをまって収穫するそう。
これを繰り返すんだけど、繰り返すたびにだんだん収穫量が落ちるので、
いつかは木ごと変えてしまうそうです。
このおばあちゃんの木も何度も何度も収穫を繰り返して、幹にその歴史が見えるよう。

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コーヒーの花は白く、小さく、それはきれいなんだそうです。
その花が枯れて実がついて、実の色が緑色から赤色へが変わったら収穫時。
.実はいっぺんに赤くはならないので、
収穫時期になると、赤いだけ実一個一個を人が手作業で収穫します。
コーヒー農園の斜面を下から上へ、収穫時期に何度も何度も繰り返すんだそうです。すごい、大変!
この収穫のために本土から出稼ぎにくるんだとか。

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赤く熟した豆を割ってみると、乳白色のゼリー状の果肉につつまれた生豆が入っています。
ガイドさんが「なめてみてください」。
なめてみると、「甘い!」
食感と甘さがライチの果肉のような感じ。
この赤い豆は、コーヒーチェリーと言われ、
豆を採った後の皮は抗酸化効果の高い健康食品として最近注目されてきたそうです。
たしか、、、日本ではNatural ローソンで販売してるって言ってた。
コーヒーチェリーを剥くと普通は半円状の豆が2つ入ってているけど、
ときどきまんまる一個の豆もあるそうで、こちらはこの豆だけで作った貴重なコーヒー豆として売られています。
味がどのくらい変わるのか?は、わかりません~!^_^

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豆を洗って、皮を除去すると、天日で乾燥。
機械でわーっと豆を天日干しの棚に撒き、雨が降ってきたら、奥の屋根が動いて豆を雨から守るそうです。

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いままで何にも考えないで、コーヒー飲んでたけど、
結構大変な作業を経てるんだわ~とありがたく思えてきた。
アボカドの木を見れたこともハッピーでした。
ハワイでは200種のアボカドがあって、この農園ではたしか6~8種類のアボカドを収穫しているそうです。
アボカドなってるところ、初めてみた。
近くのスーパーでもアボカドは数種類の品種が売られてました。
日本ではだいたい1種類しか売ってないから、新鮮な驚きでした。

2016年10月6日 Greenwell Farms