The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

自動車館~トヨタ産業技術記念館

繊維機械館と自動車館の間に金属加工コーナーがあって、
地味なコーナーだな~とおもって入ったら、自動車部品を作る工程を紹介していた。
実際に金属を数千度まで熱して、型にはめて形を作り、それを型に抜く、というのを。
専用の機械であっという間に真っ赤になった金属が打ち抜かれてできていくのを目の前で見れて感心した。
説明してくれたおじさんもとても丁寧。またまた感動した。

中庭の見える廊下を通って自動車館へ。
トヨタが繊維から自動車に転換したとこをお姉さんが説明していたのでこれに乗っかった。
最初は自転車にモーターを作るとこから始めたそうで。
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自動車を作り始めたころは何にもなくて、
自動車部品の一つ一つが手作りで、なんどもなんども試したそうです。
最初に作った自動車もなんと、車の車体は板金でたたいて形を作って組み立てたそうです。
そのころの製造小屋の様子をそのまんまに再現していて、
お姉さんの話を聞きながら、なんだか泣けてきました。
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トヨタ初の乗用車。1936年に完成。
なんてきれいなんでしょう。
技術者たちの技術と思いがつまったこの車を見てまた感動。
エンブレムも輝いています。
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自動車館は、2階にエンジンやシャシ、ガラスの進化が展示してあり、
1階はトヨタ歴代の完成車が並び、自動車製造工程を説明する機械がずらりと並んでいます。
それぞれ動くので、私のような素人も興味を持って見ることができます。
車好きや、こういう技術のわかる人が見たら、きっとたのしいんだろうな~と思いました。

あまり時間がなかったので、2時間くらいで駆け足見学でしたが、
いつかまたじっくり見に来たい施設です。
とにかく、キレイだし、ちゃんと理解できるように展示、説明をしてくれるし、
館内の人がみなさん礼儀正しく丁寧でした。みなさんトヨタが好きなんだなと思い、とても感動しました。

2015年11月1日 自動車館にて。