繊維機械館~トヨタ産業技術記念館
エントランスの円形織機のうらから展示室に入ると綿から糸をつむぐのを実演していた。
綿をほぐして、ひねりながら引っ張るだけで糸になっていくのがすごい。
だれだ!これを発見したの?!
最初は手で紡いでいたのが、機械になっていく。
この筒に綿が入ってて、
ひねって引っ張れば糸になる原理でどんどん糸ができていく。
引っ張る力が強いと糸は細くなり、弱いと太くなる。
これを綿の入っている筒の下の錘で調節、
糸を一定の太さにするために自動で制御するしくみもついている。
普通、こういう技術機械の展示室の場合、機械は置いてあるだけで、動いていないことがほぼ。
でもここは、実際に動かしていて、かつ係りのひとがしっかり説明&実演してくれる。
すごい!
この後の展示は、
綿花を洗ってほぐしてキレイしして、太い綿のヒモにして、
そこから何度も糸を繰っていくうちに、布を織る細い糸になっていきます。
その作業をする機械がどんどん自動化に。
その次は、布を織る段に。
最初は縦糸に横糸を人が、その後機械が渡していくんだけど、
これもどんどん自動化に。
縦糸が切れるとリカバーしてくれるしくみ、
横糸を水の勢いと一緒にとばすしくみ、
写真を布に織で表現するしくみ、と進化する過程がすべて見ることができた。
(↓写真を布に織っていく機械。ものすごい音とともに細かい絵がどんどん織りあがっていきます)
説明してくれる係りの人たちの礼儀正しい丁寧な説明にもうそこで感動しきりでした。
このあと、自動車の展示になっていくのですが、もう感動のベースがつくられました。。。
2015年11年1日 繊維機械館にて