毎時仕掛けが出てくる天文時計

 

プラハの観光名所の中心、旧市街広場の真ん中に立つ旧市庁舎。

ヴァーツラフ広場から向かうと、広場の入り口にどどんとそびえたっています。

塔にある天文時計が有名。

 

塔には上ることができるんだけど、この日は土曜日だからか、

塔へ上るチケット売り場に長い列ができていたのであきらめた。

そして塔の前で人だかり。毎時ジャストに天文時計のカラクリが動くから、

それをみんな待ってるんだ、あと5分で11時。私たちも待ってみた。

 

11時になると金色のハトの下の二つの窓が開いて、聖者が次々と窓をのぞいてく。

そのあいだ、上の時計の両脇に立っているガイコツが鐘を鳴らしながら左右にフリフリ。

いかにも機械仕掛けなカクカクした動きがこれまた愛らしい。

で、聖者が全員窓から去ってしまうと、金色のハトが鳴いて、どこからかラッパの音がして終わり。

下から見上げていた観客たちからは拍手！

初めて見る人にはいつ終わるかがわからないので、観光客はしばらくたたずんで、

わらわらとその場を去っていく。

 

毎時ちょうどに動くので、広場をぶらぶらしていると、何度も見れるし、

なんとなーく、なんども見ちゃう。

 

２０１４年１０月５日　旧市街広場