バスで釜石か山田経由、宮古へ
終点：道の駅やまだへはもうすぐ。
山田町は友人の実家なので、特に見ておきたかった。
バスは海岸近くの道を走っているのだが、左右は野原。
家もない野原を地元の人を乗せたバスが行く、何とも不思議な光景。
道の駅やまだは、小さいドライブイン。8:38着。
乗り換えなくてはいけないので外で待つ。良い天気！
時間通りにバスが来て、前のバスからの人も何人か乗り込む。
友人の実家はこの辺だろうか、、と、右手に海、左手の奥が山の道を過ぎながら思う。
コンクリートの家の土台だけが残る原っぱに、１軒の新しい家が建っていた。
元の場所に家を建て直したんだろうけど、周りに家はなく、ご近所さんがいない。
家を建て直した家族、戻る時を待っている家族、ほかの土地で生活することを選択した家族、
同じところに住んでいた人がいろんな選択をしているんだろうなぁと、思うと辛い気持ちになる。
筏がたくさん浮いている海はキラキラ眩しくて平和そのもの。
はやく、友人の家族含め、この地の住民のみんなが、安心して暮らせるよう祈ります。
２０１３年９月１４日 山田町あたり
