The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

バスで大船渡から釜石

吉浜駅を出て、しばらく行くとバスは仮設住宅に入っていきました。
これまで横を通過することはあったけど、ここはバス停「平田第6仮設前」。
 
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降りる人はいなかったけど、乗ってくる人がいました。
バス停の近くには、市役所の出張所や店舗があり、
住宅部分は2棟ずつ向かい合わせの入り口になっているようで、
あいだの通路には人が歩いていて、時代劇の長屋のように見えました。
 
生活はできるけど、個々人が必要なもの、好きなものが手に入りにくいのだろうし、
普通にあっていい、散歩する道や公園、友達と話す喫茶店や図書館など、
被災しなかった人が当たり前にもっている環境が無いようで、
でもそういうものが結構大事なんじゃないかと感じました。
 
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釜石に入って、港から川沿いには整備中の土地が広がっていました。
ここはどんな建物があったんだろうと思いつつ、バスはどんどん市街地に入っていき、
交通量の多い釜石街道沿いの新日鐵住金の釜石製鉄所前でバスを降りました。
 
道路を反対側にわたり、釜石駅前から今度は道の駅やまだに向かうため、バスを乗り換えます。
釜石駅から陸側に向かう花巻まで電車は通じているけど、
釜石から宮古までの海岸線沿いはいまだ開通していないためにバス。
こんな交通量の多く、大きな工場が稼働していて、きれいな駅舎のあるここ釜石駅前に立つと、
電車が不通だなんて、うそのよう。
 
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↑釜石駅。前には、釜石街道を挟んで、ずっと新日鐵住金の大きな建物が続いていました。
 
2013年9月14日 吉浜から釜石