The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

大船渡屋台村「らんぷ亭」で夕ごはん

大船渡駅周辺、食べ物屋さんがあまりなく、ホテルで聞いていた「屋台村」に行ってみた。
18時前の暗くなりつつある道をホテルから北上。ぼうぼうの草むらに囲まれた道。
国道45号を越えたら、屋台村。
長屋のようなプレハブが小道をはさんで2列。
奥まで行くと、正面を向いたプレハブがならび、オープンスペースにテーブルとイスがあります。
 
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全部で20店舗くらいか、みんな同じ店の大きさで、みんな同じくコの字型のカウンターだけの席。
だから、お客が10名も入ればもう一杯。
居酒屋さんが一番多かったかな、あとはラーメン屋、沖縄料理なんかもありました。
 
どこに入ろうか、目安もなかったので、
メニューもノーマルで、お酒飲みながらのんびりできそうなまだお客が入っていなかった「らんぷ亭」へ。
 
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メニューは多くないけど、さんまの刺身など、地のものもあり、満足!
最初は友達と二人だったけど、だんだんお客が入ってきた。
 
地元の名士のような人がご夫婦で、
そのあと東京から解体工事に単身で大船渡に来ている会社の社長さんと一緒に働いているおじさん、
省庁関係の仕事できているおじさん、
そして地元の陽気なお姉さん&お兄さん。
みんなが、この店のおなじみさんのようで、お互いにちゃかし、褒めちぎりながら楽しく飲んでいました。
お店のおかみさんももちろん地元の人で、あとから旦那さんもきて、二人で切り盛りしていました。
 
とちゅうから声をかけてもらい、雰囲気に混ぜてもらって、
こうしたお客さんのお仕事などを教えてもらったのだけど、
被災した地元のひとと、それを助けに仕事で来ているひとと、仲よくお酒を飲んで語らうなんて、いいなぁと。
お店のテレビに同じ屋台村でお店を開いているおかみさんがでると、
そのおかみさんを呼んできて、「映りがいいね」と褒め、撮影のときの話にまた花が咲く、なんて、
こんなのもいいなぁ。と思いました。
 
おかみさんが被災前の大船渡の航空写真を見せてくれて、
以前働いていた港に近いお店、その店が流れちゃって、いまこのお店をやってると。
これからは、大船渡の海岸に近い土地は盛り土をして新しい街をつくるのだと、うれしそうに話してくれました。
みんなでやんややんやと近い未来の大船渡の町を話すのを、また聞いてて、いいなぁと思いました。
 
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3時間くらいみなさんと楽しく過ごさせてもらって、お店をでるととっぷり夜。
まだみんな飲んでたけど、明日は土曜日だから、いいのかな。
「屋台村」、よかったけど、早く各店舗がちゃんとお店を構えられるようになりますように。
その時はまず「らんぷ亭」を探して、飲みに行きます。とおかみさんにお約束しました。^-^
 
2013年9月13日 大船渡屋台村