The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

アンネ・フランクの家

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アンネフランクがアウシュビッツ強制収容所に送られるまで、家族と住んでいた家が保存されていて、
人気の観光スポットになっていた。
手前の黒いビルはカフェで、その奥のガラスでデコレートされた建物の中にその家はあり、
外観はそのモダンなガラスにおおわれているので、中にはいってみないとまったくわからない。
 
9:00オープンなんだけど、9:10くらいにいったらすでに100人くらいが並んでいた。
(写真は、見学を終えてでてきたところ。アンネの家の入口から右に曲がって人の列ができていて、
すでに何百人という人が並んでいた。。。友人のすすめでオープン早々に行って良かった。。。)
 
アンネの部屋には、彼女が壁に貼った写真や映画の切り抜きがあったり、
家族で食事をした部屋や、書棚の奥の隠し階段など、
アンネの住んでいたころのまま残っています。
板や厚いカーテンに覆われていて太陽の射しこまない閉鎖された部屋は息苦しく、
1階にはもともとお父さんの働いていた会社があって、
アンネたちの存在をしらない従業員たちに気付かれないように、昼間は息をひそめていた、などの説明を見、
アンネの日記」はむかーし読んだけど、その舞台に実際立ってみると、改めてその辛い生活を感じました。
 
アンネ一家は、強制収容所に収容され、お父さんだけは生き残ることができたたため、
アンネの日記も、展示されている数々の手紙や品物が多くの人の目に触れることになったけれど、
もしかしたら、こうしたこの家族や多くの同じような境遇の人たちの記録が失われていたかもしれないね。
 
アンネが収容所に送られたのは1944年。
まだ1世紀もたっていないことに、また改めて気付き、驚きました。
 
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アンネの家の近くの協会の横に、アンネの像がたっていました。
目立たないところにあるので、周りに人はいなかったけど、
足元の花束は新しく、きっと地元の人たちに愛されているのだなぁ、とおもいました。
 
2011年10月9日 アンネ・フランクの家