有馬温泉の炭酸煎餅は懐かしいお味
道後温泉、白浜温泉と並んで日本で一番古い温泉だと。
おうどいろの金の湯と透明な銀の湯と二種類の温泉を持つ。
温泉街は小さく、一時間もあれば大概まわれちゃいます。
街の真ん中辺の小道は、ちょっと風情のある街並みで、
老舗らしい炭酸煎餅屋がありました。「三津森本舗」。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/S/Sue_t/20191014/20191014212909.jpg)
格子の向こうはお店と煎餅工場を兼ねてます。
ほのかな明かりに誘われて、ふらっと店内にはいって、煎餅をつくるところを見ていた。
煎餅の焼き型は4台あって、ちょうど1台に生地を流し込んで厚い鉄板を下してるとこだった。
そうしている間に隣の煎餅は焼き上がり、煎餅が1つのシートとしてくっついたまま台に乗せられて、
なんと手作業で一枚一枚、まるでプラモデルのパーツを取るように、丸い煎餅になっていくのでした。
なんだか楽しそうで、ジーと見てたら、煎餅をくれた。
煎餅は薄く、ほのかな甘みでなんとも美味しい!
何枚食べても、太らなさそうな軽い食感と味です。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/S/Sue_t/20191014/20191014212916.jpg)
まぁ、昔っからの有馬の名物なんだなぁ。
普通の煎餅も美味しいけど、クリームを挟んだ煎餅も美味しい。
自分用の割れせんも合わせて買っちゃいました。
焼いているところを見ている観光客はもれなく煎餅をもらっていて、
ほとんどの人が、その素朴なお味に魅了され、購入していくのでした。
値段もそんなに高くないところがまた買いやすいのかも。
2011年3月11日 有馬温泉街なか