The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

ワットプーの頂に立つ

イメージ 1階段を登っていくと、森の中に寺院があった。
ワットプーは、アンコールワットよりさらに古く、クメール文化の発祥の地。
以前行ったアンコールワットも崩壊していたが、ここも相当崩壊していた。
 
建物を装飾する壁画のモチーフはアンコールワットのそれと同じで、
建物の入口周りの草の模様や神様、柱の女神などが彫られている。
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建物の中に入ると、女性が二人。
おばちゃんと若い女の子。なんでこんなところで、手長さをはかっているのかとずーっ見ていた。
彼女たちが去ってから、ガイドさんが説明してくれた。
手の長さを測った後、目の前の神様にお願いごとをして、
そのあとまた手の長さを測って、前より長さが伸びていると、願いがかなう、、、という占いめいたものだった。
彼女の願いがかなったのか否かはわからなかったけど、
ここまで来て占うあたりはそれなりに当たるのだろうか。。。
 
そのあと外にでて、寺院の周りを巡ると、
寺院よりもさらに時代が遡る遺跡があったり、巨石の下から湧水が出ていたり、と、
遺跡の、それっぽい雰囲気が漂っています。
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寺院の前からみた遺跡の全景です。
右側のバライ(ため池)から点々に見えるリンガ(石塔)にそって参道があり、
それをまっすぐ登ってくるとここにたどり着く。
今は建物も、参道の階段も崩壊し、草が茂っているので、のどかな田舎の風景が広がっています。
つわものどもが夢のあと、、、ではないけれど、当時は建物もあり、人も通った場所だったとおもうと、
ずいぶん時間がたったのだと。
この日はとても暑く、ここからこの景色を眺めながら、風にあたっていると、それは気持ちが良いのでした。
 
2010/07/01 ワットプー