The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

ラオス織工房

ビエンチャンラオス織の工房へ。
敷地に入ると、木製の織機がずらりと並び、若い女の子たちが織物をしていました。
幅広の織物から、幅の狭いものまで、
また、織柄のある織物、柄のない織物、織柄も簡単なものから複雑なもの、
そして1色の織から数色の織と、
さまざまな織物を織っていました。
おそらく、新米さんからベテランさんまでその習熟度に合わせた織物を織っているんだろうなと思った。
 
ここでは糸を紡ぐところから、染色、そして織りまですべてをここで行っていました。
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観光客がよく来るんだろうね、私たちが入っていっても全く気にせず仕事を続けています。
仕事を続ける人も、休憩中なのかテーブルで談笑している人も、
とても和やかな雰囲気。
この子たちは、染めの前の絞りをつくっているところ。
しゃがんで作業しているので、結構大変な作業だと思うんだけど。
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併設のギャラリーで、工房で作った織物を展示、販売しています。
伝統の柄から、夏物の薄地の織物まで、
はじめてラオス織を見ましたが、そのクオリティは素晴らしい!
しかも、クオリティに比較して割安なのです。
タペストリーくらいの大きさの織物で2万円くらいから。(現地価格としては飛びぬけて高いんだけどね)
シルク、すべて手織り、そして熟練の技!?を考慮したら、まったくお安い。
一緒に行った友人は、着物の帯をオーダーメイドしていました。
 
 
織物をしているところは、なんだかそうめん干しの光景を思い出す。。。
糸の細さが繊細で、涼しげな感じ。
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ラオス織は、ラオスの女性の民族衣装のシンとしてつかわれます。
シンは、チューブ状でウエストの2倍くらいの幅があって、
腰の位置で折って身前で重ねて着るタイトスカートです。
ぴったりとしていたほうがカッコ良く、
白いブラウスとシンを着た、空港職員のお姉さんや、学生を良く見かけました。
仕事帰りに空港に迎えに来てくれた現地友人のKちゃんも着ていてかっちょよかった!
ラオスの役人、学生の制服として着られることが多いそうです。
地は紺地が多く、柄入り、そして裾に伝統的なラオス織の模様が入っているものがポピュラーなようです。
シルクだけでなく、コットンのものもあり、また織でみせるもあり、絞りでみせるものあり、
バラエティが豊富で見ていて飽きません。
なんでそんなにいろんなシンを見ているのか?
それはKちゃんのを見せてもらったから♪たくさんの良いシンがあってうらやましかったな♪ 
 
2010/06/30 ペンマイギャラリー