The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

子供のころやったアスレチックを思いだすベンメリア

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遺跡の正面に驚いた。
崩壊するにもほどがある。どこから入ればいいの?
 
塀沿い(塀はない、崩壊した塀が残るのみ)に右に行くと、塀を乗り越えて入る階段があり、そこから中へ。
塀内にはいると地面の上にしつらえられた渡り歩道の上を歩く。
この歩道がないと崩壊しすぎてて、どこ歩いていいかわからない。
そして階段は屋根の上へ。
崩壊した回廊の屋根の上に歩道があり、屋根の高みから遺跡をめぐる。
 
歩道はアップダウンがあり、体力勝負のアスレチック風。
遺跡の中心:中央祠堂は全崩壊しているので、がれきを登って、天井からがらんどうの祠堂をのぞいたり、
かろうじて残る光の射さない回廊を通りぬけたり、
どこに出るのか分からないドキドキ感が楽しい。
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ここの遺跡はもう修復しないらしい。
ベンメリアは「ラピュタ」のよう、と日本人には人気の遺跡なんだと。
たしかに、修復されてしまうとラピュタではなくなるもんね。
 
ガイドさんの説明のひとつ;
ベンメリアとは「花の池」という意味があるとガイドブックでは紹介されているけど、
ベンとは別に木の名前でもあるそうで、その木は黒檀より良い木なんだと。
お花の池としたほうが観光名としは相応しいので、花にしたのでは、というのがガイドさんの見解。
 
2009/12/28 ベンメリア