クバールスピアンにピクニック♪
市外で、しかもガイドブックには脅かし文句が書かれていたので、
どんなに秘境なのかとおもったら、フツーに駐車場も売店もある観光地風。
アンコールワットの共通入場券を入口にいる係員に見せると、
駐車場脇のトイレに入れる。トイレはこの先ないので、とても大事!
見晴らしの良い高原をとおって、巨石を乗り越え、
歩道の真ん中に垂れさがる枝をブランコに写真をとったり、
壁かとおもうような板状の木の根っこと写真をとったり、楽しいハイキング♪
でも、そこにある植物や石の大きさに日本じゃない!ことを感じます。
サンダルで山道を歩くガイドさんの後をついて、
不安定な石の上を伝って川を渡ると、滝があった。
滝遊びをしているのはみな観光客。
ここは神様が彫られた遺跡のある場所、いわば聖地なので、地元の人は遊ばないそうだ。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/S/Sue_t/20191014/20191014214934.jpg)
滝のそばに行って、マイナスイオンをたっぷりもらって、
川から滝の上に出て、さらに先に歩きだす。
このあたりから遺跡がちらほらと出てきます。
ここは昔は川じゃなくって、彫刻を彫った後に川の流れが変わって彫刻が川に沈んだ、とのこと。
神様だったり、カエルだったり、リンガと呼ばれる円柱状の遺跡が川の中にたくさん広がる。
整然とならぶ川底のリンガの模様は人工的で、都会のコンクリの川を見ているよう。
まもなく、一番の見どころの遺跡に着く。
川の流れの脇に遺跡とリンガがある。
わかるかな、ところどころ遺跡の顔が削り取られているのが。
岩の色が褐色になっている部分がそれ。1か所だけじゃなくって、数か所あります。
柵もない山の中なので、ドロボーさんがこっそり遺跡を破壊することが時々あるそうだ。
削り取られたうちのひとつは、つい最近盗られたものなんだそう。
でも遺跡の石自体薄いので、盗ったものの、売り物にもならずたぶんボロボロになったんだろうと、
ガイドさんの推測。
こんなドロボーから遺跡を守るために、川の近くには警備員の当直小屋があるんだけどね。