The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

シェムリアップの水がめ トンレサップ湖

2009年9月末にシェムリアップに行った時はちょうど台風が来て、
大雨で市内の道は水没して、オールドマーケットにも歩いて行けないほどだった。
その時にガイドさんに排水はどうしてるのか聞いたら、
シェムリアップの街は、トンレサップ湖に向かってなだらかな坂になっているので、
そのうち水が湖にながれていくから大丈夫だと。おいおい。。
確かに市街の道は排水溝はない。

なので雨期と乾期ではトンレサップ湖の大きさが変わる。
乾期は琵琶湖の3倍(ちゃんと日本人に分かりやすく琵琶湖比ではなしてくれるのがうれしい)、
雨期は琵琶湖の8倍になるそうだ。
別の言い方をするといちばん湖が小さき時は市街から車で45分かかるけど、
一番大きくなると15分で行けるそうだ。
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とにかくでかい。海だ。向こうの陸がみえない。
トンレサップ湖の水上生活者は300人くらい。
年間を通して湖の大きさに応じ、水のあるところへ住まいを移さなくてはいけない。
船の家はひっぱっててもらえばいいけど、
船じゃない高床の家はトラックで運ぶそうだ。おいおい。
なんでまたこんなめんどくさいところに暮らすのか、不明。
経済的な事情なのか?住み慣れたところだからか?
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水上生活者はすべて湖の水で生きている。
飲み水も、生活排水も、水浴びも、行商も、漁も。
当然、水は汚い。。。
湖の中に浄水施設はあるが、それは小学生だけが飲める水だそうで(なぜ小学生だけかは不明)、
ほかの人はみんなこの湖から。
当然病気になる人も多いそうで。
そりゃそうだよなぁ、船に乗っててもなんだか臭いもん。なんとかならないものか。
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↑ぼけちゃってますが、観光客なれした女の子ね。とても元気そうよ。

2009/12/28 トンレサップ湖クルーズ(といっても小舟ですが)