The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

子供を育てる国 カンボジア

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カンボジアの学校は、日本とおなじ、小学校6年、中学、高校は3年づつ、そして大学が4年。
中学までは教育費が無料だそうです。
子供専用の病院もあって、医療費も無料だそうです。
子供を育てることを国レベルで取り組んでいます。

背景には、昔、ポルポト政権時代、
知識人、大人たちがたくさん殺されたので、
いま、知識を持った人、老人が少ないそうです。
だから、子供を積極的に育て、国を豊かにしていこうということなんだそうです。

でも、教育費がかからないにもかかわらず、
就学しない子供は多く、
それは家庭の経済的なことが要因のようで、親の意向によるもの。
泥まみれの学校の制服を着た子供も見かけたし、
遺跡のまわりでスカーフや絵葉書を売りに来る子供も見たし、
せっかくの制度も生活が安定しない限り、うまく機能しないんだな、と思いました。

遺跡の前で観光客にモノを売る子供たちは、
英語、日本語、フランス語、韓国語、中国語、、、
観光客を見て観光客の国の言葉で自分の商品を説明します。
片言だし、ガイドさんが言うには、それしか話せないとはいうけど、
それだけでもすごいな~と感心しちゃう。
みんなちゃんと勉強したら、すごい子たちになるんじゃ、と。もったいない!

2009/12/28 ベンメリアの前の濠であそぶ子供たち