The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

水浸しのゾウのテラスへ

バイヨンを北側から出て、そのまま北上すると、まずバプーオンの入口。
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バプーオンとは、「隠し子」という意味。と言っても、
昔、シャム(タイ)の軍に王子が殺されないように、この寺院に隠したってのが由来。
バプーオンは、200メートルの空中参道:円柱の柱に支えられた道を渡っていく。
これはちょっと見事。渡りたい!
でもここはガイドさんが言うに修復中で入れないので、あっさりスルー。
ちぇっ、参道くらい渡りたかった。。。

 

バプーオン入口からそのまま北に行くとゾウのテラスが始まる。
東向きに南北にわたる長いテラス。
テラスの後ろ、西側は王宮があるのだ。
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これ↑がなぜゾウのテラスというかは、そのまんまテラスの壁面に像が彫刻されているから。
といっても南側からゾウ、つぎにガルーダとガジャシンハという架空の動物が交互に、
テラスを支えるように描かれている。
テラスの前面のゾウの鼻の先は蓮の花。
そばに行ってみたくても、すでにテラスの前は池。。
このあたりからシューズに水がひたひたと浸みてきた。
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これ↑は王様のためのテラス。
テラスのずっと先は勝利の門があり、
兵隊たちが戦いに勝利し凱旋したとき、勝利の門を通りこのテラスの前まで来て、
王様はここから兵士と謁見したという場所。
シンハ(獅子)とナーガ(7つの頭のある蛇)がテラスを囲む。
(ナーガは、扇状の石。彫刻が崩壊しているので、形しか分からないね)
当時の王様はここに立って、兵士たちを見下ろしていたんだ。
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ゾウのテラスが切れると、すぐにライ王のテラス↑。
このテラスの壁面の彫刻がすごいでしょ。ここもゆっくり見たかったー。
テラスの上にはレプリカだけど、ライ王の像もある。
ライ王のライはらい病のライ。本当にらい病の王様がいたとかいないとか。

 

ゾウのテラスもライ王のテラスもテラスに登れるし、中にもはいれる。
今度、絶対登るぞ!

 

2009/09/30 バプーオンからライ王のテラス