森の夜明け

朝方から雨が降り始めた。
結局ぐっすりとは眠れず、雨音をとぎれとぎれに聞いていた気がする。
天気なら、朝日の縄文杉を見に行きましょう！と言われていたんだけど、たぶんそれはこの雨で無理。
５時起床だけど、寝てないし、寒いし、縄文杉にも行けなくなったし、
５時もとっくにすぎ、周りがおきだす音を聞きながら、うだうだといつまでもテントで寝ていたら、
「さぁ、起きましょうか～！」とダメだしされた。

５時半くらいだったか、あたりまだ暗い。
空の明るさが木々の形を浮かび上がらせていた。

時間がたつと、雨も小降りになり、もやがじっとりと木々の間にはびこっていて、
神秘的にも、うっとうしくも見えた。

てなこんなで周りの景色が明るくなっているのを見ているうちに、ガイドさんたちは朝食作り。
Оくんは、お茶のための湯沸かしをはじめ、

Ｋさんは、朝食を作り始めた。

相変わらず私たちは見守るだけ。
昨日の夜のごはんをつかって、雑炊をつくってくれました。
寒い体に、このスープご飯はちょうどよかった。

美味しかった～♪

2009/05/01 縄文杉ちかくの東屋キャンプ