The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

縄文杉で夕ごはん。

縄文杉を堪能した後、5分くらいさらに歩いた東屋が今日の宿。

縄文杉の手前でガイドのKさんから、
「Оくん、そろそろ(今日の宿確保に走って)行ってもらってもいいかな?!」
の指令のもと、Оくんが一足先に場所をおさえてくれたおかげ。
あとで屋根のある東屋が野キャンプにくらべどんなによかったか。

先に宿についていたОくん、
今晩のおかず、というよりどう見ても酒のつまみの、
サバ節と玉ねぎのマヨネーズ&味噌和えをすでにつくっていてくれた。
これを見て、「え、ここで酒盛り?」と思ってしまう。

ガイドのKさん&Оくんの連携プレイで次々と夕飯が出来上がる。
サラダ菜をぱりぱりっとちぎってお皿へ。
キュウリをナイフで切って、きれいに並べる。
プチトマトもぱらぱらと。
仕上げに地鶏のレトルトをお湯であっためて野菜たちに盛る。
サラダの出来上がり。すごーい。
キャンプでサラダが食べられるなんて!
イメージ 1

屋久島の焼酎「三岳」をお湯割りでいただきながら、
ガイドさんがちゃかちゃかつくってくれる食事を食べる係りの私たち。
ご飯はビビンバ。しかも生卵付き。すごーい。
イメージ 2

2~3時間かけて、食事を作りながら、食べながら。
あたりはだんだん暗くなる。
ああ、いよいよキャンプだ~!とちょっと緊張。

ガイドのKさんは、多芸な人で、
口琴:金属製のカギのような形の楽器で、真ん中に金属板があって、
口に固定して、真中の金属板をはじきながら息をがしながら音を出すもの、が趣味とのことで、
夕食食べながらやって見せてくれた。
初めて見る楽器と演奏にびっくり。アイヌの竹でできた口琴も披露してくれた。
ど根性ガエルの最初に流れるテーマ曲の、出だしの音の「びよ~ん、ぴよ~ん」という音はこの口琴の音なんだそう。
世の中知らないことがまだまだある、とひたすら感心。

ガイドのОくんもまた面白いキャラで、
いろんなことを試してみないと気が済まないみたい。
ウミガメの卵を食べたくらいでは普通で、
ミミズもたべてみました~、
水飲まないでトレッキングしたらどうなるかやってみました~、
水飲みすぎてトレッキングしたらどうなるかやってみました~、
リンゴにそっくりなリンゴツツジの実を食べてみました~、
結果、ミミズはまずくはないらしい、
水飲まずにトレッキングすると当然脱水症状になって、
脱水状態になってなにを飲むことができるかも試したそう。
最悪だった飲み物が、抹茶オレだったらしい。
水は飲みすぎると、自分がタンクになったかのように水を吐くというか噴き出すらしい。
そんなことやったことないし。。。
リンゴツツジの実は食べて1時間は味覚がなくなったらしい。
そんな彼の今の目標は、サルの食べるものをサルが食べる前に食べてみる!だそうで、
今度来た時にその報告をしてもらおうと思っている。

ガイドのKさんもОくんも、山の中で何が食べれるか試すことに熱心。
彼らが言うには、何かあった時のため、というが、そんなサバイバーな時が本当にあるんだろうか?
山男はこういうことに興味をもつんだろうか?

とガイドさんとの楽しい夜は更けていく~。

2009/04/30 夕方 縄文杉近くの東屋