The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

縄文杉までもうちょっと ハードだけど楽しい道行き

水場で休憩。
木の根がびっちり張った場所。
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屋久島の水は、超軟水でとても美味しい。
この水をガブ飲みしたり、焼酎を割ったら美味しいんだろうな~、
でもいま(トイレがないので)ガブ飲みできないけど。。。
ここまで来て飲めるお水ゆえに美味しいんだわ、きっと。

木の根元を痛めないようにところどころ木道が続く。
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とはいえ、全部木道ではないから、やはり木の根が痛む。
ガイドさん同士の無線のやり取りで、この日は500人から600人の登山客だったそう。
私も含め多くの人が屋久島の杉を見たくてわんさか来るけど、ここの自然は壊してほしくない。
でもそれは矛盾することだから、きっとそのうち登山規制がかかるんだろうなぁ。

木の幹があかるい茶色の木は姫紗羅(ひめしゃら)の木。
暗くなりがちな森にこの木があると、幹が明るく、葉も小さくて薄緑なので、ぱぁ~っと明るくなる。
ガイドのKさんから、「この木は水を引き寄せる木なので常に冷たいですよ」と、
つるつるの木肌を触ってみると本当にひんやり冷たい。
雨が降るとこのつるつるの幹を雨が流れ落ちて、自分の根元に雨を落としたくさん水を吸い込むんだそう。
木なのに頭いいね~。

大王杉。縄文杉の次に木の周囲が大きい杉。
でも縄文杉より1mも変わらないから、これも相当大きい。
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木道から見上げる格好になるので、木のてっぺんまで見ようとすると、
そっくりかえって木道から落ちそうになるので、こわいこわい。

木道は手すりがあるわけでもなく、人ひとりが通るだけの幅しかなく、
しかも結構な高さまでもっていくのでかなり怖い。
しばらくいくと石の顔があった。
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ガイドのKさん曰く、「この顔来るたびに違うんですよ」
ユーモアのある顔に疲れがちょっとやわらぐ。
明日またこの道を来たら、顔がかわってんのかな~。

2009/04/30 15:10 煙草をくわえた石の顔に会う