The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

城崎温泉外湯めぐり① まんだら湯&御所の湯

城崎温泉には外湯が7つあります。
宿に泊まっている人は、基本宿の無料券で外湯にどんだけは入ってもタダ。

今回私たちに与えられている時間は2泊3日。
7つ全部制覇することを目標にした。

たいがい古い温泉地の外湯は、設備が悪いのが当たり前。と考えていた。
外湯では温泉に浸かるだけ、髪や体は宿で洗おうと思っていたら、
宿の人いわく「すべての外湯にシャワーも洗い場もちゃんとありますよ」と。おおっ♪

宿の名前のスタンプがついた無料入湯券を持って、
宿の浴衣&丹前を着て、宿のゲタをはいて、
宿のかごに荷物入れて、温泉へレッツゴー!
ポイントは、どの宿にとまっているかわかる物を身につけていくこと。なんだそうだ。
なんで?なのかは後からわかる。

●まず1軒目、まんだら湯
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なんと、入口でお客が入湯待ち。さいさき悪~い!
宿泊客がチェックインして、ご飯前にひとっ風呂、と考える時間がちょうどこの時間なんだろうな。

でもしばらくしてすぐに中に入れた。
たぶん、みんないろんな温泉試したくて、ちょこっと入ってはすぐに出てくるんだろうな。

まんだら湯は一番古ぼったい温泉施設。
脱衣所も浴場も湯船も小さい。
露天はあるけど、小さいひのきの桶風呂で4人入ると一杯。
内湯から虎視眈眈と、「誰か出たらすぐに行かなきゃ!」と狙っている。
私的評価をすれば、7湯中最下位かも。ごめん!
でも、道後温泉とか古い温泉場の外湯と同じくらい設備や古ぼったさ。
城崎温泉の他の外湯の設備からすると相対的に下がるということだけです。

早々にまんだら湯を後にし、宿の帰り途中にある御所の湯へ。

●2軒目、御所の湯
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きっと一番最近リニューアルした温泉なんだと思う。
入口前に池があって、風情あり。
温泉施設自体大きく、浴場も大きい。
浴場の天井半分がガラス張りになっているので、浴場内が明るくて気分がいい。
滝の流れを見ながら入れる露天風呂も、広くって気持ちいい。
ミストサウナもあったかな、
あと立ち湯があって、立って入れるくらい深い湯船もあっておもしろい。

各所各所の外湯で、この御所の湯が一番良かったと言っているお客が多かった。
私もここが一番良かったかな~。
でも7湯入らなきゃいけないので、結局この一回こっきりしか入れなかったのだ。。。

ひとつ苦言を呈せば、浴場が広い割に、脱衣所が狭い。でも、いい温泉だよ♪


さて、なぜ宿のものを身につけて外湯に行くかという答え。
いきなりですが、
外湯に来た時、お客が各自、下足入れにゲタ入れるんじゃないの、
入口でゲタ脱ぐと、下足番の人がさっと持って行ってくれます。
で、帰りは入口に向かうと、また下足番の人がさっとゲタを揃えてでしてくれる。
しかもちゃんと宿の名前の入ったゲタを。
「すご~い!」
と思っていたら、下足番の人は、お客の来ている浴衣の柄や色、
または丹前の端に刺繍してある宿の名前をさっと見て、宿のゲタを出してくてたのでした。
城崎温泉にどんだけ宿があるかは、駅前にあるゲタの奉納ボードを見てもらえばこのとおり↓
ここに温泉宿の名前のはいったゲタが各宿1つ納めている。
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たぶん全部の宿の浴衣や丹前を覚えてることはないと思うけど、すごいよ、ゲタ出してくれるその速さ。

でも、難点を言えば、
帰るときに出されたゲタが「あれ、これ来た時と違うゲタだ」と思うことがしばしば。
ゲタの歯の前後のチビ具合が違うと歩きづらいんだわ、これが。

2つのお湯をクリアして、ぽかぽかで宿に帰りました。今日の夕飯は但馬牛♪

2009/03/07 まんだら湯&御所の湯