The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

ダラスに暮らす

ダラスに同期が二人、それぞれ家族で暮らしている。
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映画でみるような戸建の家に、当然庭付き(リスやウサギも来る)、バーベキューセット、
休日はマウンテンバイクで夫婦でサイクリングに出かけるというゆったりぶり。
でも揃って「早く日本に帰りたい!」と。

家での食事はやはり日本食で、
現地で日本食材は手に入るけど値が張るし、
現地の日本食材は日本のものとは違うため、日本から送ってもらってるそう。
日本語の雑誌、子供の読むマンガも日本から。
ハンバーガーのプレートの山盛りフライドポテトを丸ごと平らげるアメリカ人を見ながら、
「この食事を毎日食ったら、絶対体壊すよなぁ」と、
この国では、私たちは小食で小柄な外国人。

こっちで家具を買って、配送を依頼したら3カ月経っても来ないので、
キャンセルしたら返金に半年かかったとか。
日本のように正確できめ細かいサービスはないから、
(他人がいい加減なので、自分でやったほうが確実だという心理が働くんじゃないかと友人はいう)
買ったらソファでもテーブルでも自分のピックアップカーで運んじゃうし、
トイレが壊れたら自分で治すらしいし(治し方の案内も、排水管や便器もDIYで売っているらしい)、
とにかく他人に頼らず自分でやってしまうらしい。
なので、多少水漏れしたり、見かけが悪くても気にしないんだそうだ。
友人いわく、日本にはありえない「いいかげん」さ、だそうだ。

「一生のうちで一番家が広い」
「ここのダイニングとリビングが前の東京のマンションだった」というほど、友人ちは広い。
他に、私たちのためのゲスとルームが二部屋があるんだもん。
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ダイニングの横にはおっきなクリスマスツリーが。
生活するにはいろいろ大変だけど、やっぱりこんなゆったりとしたお家、うらやましいなぁ。
日本で、これだけの広いお家がフツーで、暮らせればいいのに。
日本がもっと広い国だったら、同じ日本文化だったのかな?
箱庭とか、枯山水とか、畳の部屋とか、床の間とか、掘りごたつとか、あったかなぁ。

週末2日間、同期と過ごして、
最後の日曜日の夜、語り明かしそうになるところをそれでも2時にお開きになった。
近所に住む同期は、深夜歩いて帰って行った。。。ダラスだから安全なのか?

そうそう、去年36年ぶりのハリケーンがダラスに来たそうで、
ハリケーンの翌日、子どもを学校に連れて行ったら、学校の体育館の屋根が前の家に突き刺さっていたらしい。おそるべしアメリカのハリケーン

アメリカは悪いところばかりかと言えば、そうでもなくって、
学校の近くでは必ず車のスピードを落としているし、子供の通学や買い物は必ず大人が付き添うし、
子供を守ろうという意識は高いらしい。
また、身体障害者用のパーキングには絶対駐車しないし、基本的なマナーはきちんと守るんだそうだ。
そうそう、あとネクタイ鉢巻にして酔っぱらう日本人サラリーマンはいない。(当り前か?!)
みんなそもそも車だし、そんなに飲んだら家に帰れないし、代行はないし。

日本もダラス(アメリカ)も一長一短だよねぇ。ということでこの話題には決着がついた。

2008/11/22-24 ダラス