The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

夜が静かな鉄輪温泉

イメージ 1

イメージ 2

すじ湯のあと、いでゆ坂を下から登ると「地獄原温泉」(上段写真)。
ここも公共温泉。結構人が出入りしていた。100円なり。

いでゆ坂のあたりには、「かしま」と書いた看板をたくさん見かけた。
「かしま」とは「貸間」で、一間を借りて自炊する宿。
明礬温泉で会ったおばちゃんも「双葉荘」という貸間に泊まっていて、
食事は地獄蒸しで作るんだといっていた。
地獄蒸しとは、地下から上がる蒸気の上にカゴを乗せ、カゴに野菜やたまごなどを入れて蒸すこと。
茹でるとお湯に栄養やうまみが流れちゃうけど、蒸すとそのものの味がして美味しいんだって。
「双葉荘」「陽光荘」「玉野屋」という貸間が目につきました。
いつか、貸間に親連れて来たいな。

坂をもっと上ると、おお、派手な看板が!
芝居場(下段写真)だった。すごいでしょ、この看板。
一度こういう芝居を見たかった、、、けど勇気がなくって入れなかった。
ベタな芝居なんだろうなぁ。

その夜、髪を洗いたかったので、施設が充実した温泉に行こうと思い、
鉄輪温泉はずれの「ひょうたん温泉」に行った。
夜に行くと、通常700円のところ550円だった。お得!地元の人の多くは夕方に入るみたい。
砂蒸し風呂があったので、浴衣を借りて(200円)、早速初砂蒸し風呂へ。
ええっ、砂を掛けてくれる係の人はいない・・・。お客が自分でかけねばならんらしい。。。
自分の体の大きさに砂を掘る掘る掘る掘る掘る・・・。
穴に入り、まず腰から下を埋めていく。で、次は寝て自分の腰から上に砂をかける。
結構器用じゃん!って自分に満足してたけど、腕が砂に入らん!
ん~、やっぱり砂掛け係はほしい。
砂の下からじわ~っと暖かさが伝わってきて気持ちがいい。
40分くらい入ってたけど、寝てしまう気持ち良さでした。

「ひょうたん温泉」をでたら22:00。いでゆ坂は真っ暗。
温泉街というのに、風俗系の店はない。スナックがすこしあるくらいかな。
この温泉街で派手なものといえは、あの芝居小屋の看板くらい。その芝居小屋もすっかり消灯。
温泉を楽しむ人たちの静か~な温泉街でした。
しかし、さぶい。。。

01/21/2006 in Kannawa hot springs town