美しい三陸海岸とそこに住む人たちの生活が元に戻るよう祈ります
その海岸のつくる風光明美な場所で有名。
いつかそれを全部見てやろうと思っていました。
八戸から入って、海岸線を南下。
久慈を通り、どこかの海辺町1泊。
車窓の左に広がる海岸を観ながら、ぼ~っとして、
釜石まできたら、内陸に向かって、遠野にはいり1泊。
花巻を経由して、一関か平泉に1泊。
平泉をチャリで爆走して、荘園風景を体育座りで眺める。という旅行程を考えていました。
今回の大地震は、この行程のほとんどすべてをまきこんで、
景色を一転、そこに住むい人たちの生活をうばってしまいました。
まずは早く、そこに住む人たちの生活が元にもどり、
そしてまた美しい景色を見ることのできる日を楽しみにいつまでも待っています。
日が経つにつれ、災害の状況、人々の悲しみが伝わってきます。
さっきまで一緒にいた家族が津波にのまれてはぐれてしまった人、
同じ町の人たちが津波に飲みこまれるのを目の当たりにした人。
テレビで、新聞で見るたびに涙が出ます。
今も両親と連絡がとれない友人もいます。
まだまだ把握できていない被災者もいて、
その中に友人の両親がはいっていることを切に祈ります。
海外からの救助団がだんだんとはいってきたり、
世界各国の人たちからいただくお悔やみのことばは、救助される側になって初めてその温かさを感じます。
また、秩序を守り、助け合う日本人をほめたたえる海外の報道を目にするたびに、
日本人であることの誇りを感じます。
新興国に追い抜かれ、自信をなくしかけていた最近の日本でしたが、
日本に住むみんなが自分のできることをちゃんとやって協力しあい、この地震を乗る越えることをきっかけに、
日本が復活していくような気がします。
がんばれ、日本!
2011年3月14日