おサルとシカはお友だち

白谷雲水峡、６時半から登り始め、下りてきたのは１６時半。

おいおい、１０時間も歩いてるよ。

距離は長くないのに、のんびり気になることに止まり止まり来たらこんな時間に。

ガイドさんも「１７時には駐車場をでましょう！携帯つながらないし、遅くなると会社が心配するんで」と、

やんわり忠告。

そりゃそうだ。

ささ、ここからは止まらないでとっとと駐車場にいきましょ、と歩きだしたら、

向うからおサルとシカがやってきた。

 

おサルとシカ仲がいいそうだ。

背中におサルを乗せて歩いているシカを見たことあるとガイドさん。

サルが木の上でとった食べ物の残りを下に落とすと、

それをシカが食べる、という良い関係なんだと。

写真のおサルと一番後ろのシカ、ちょっと見、あいさつしてるようにも見えるでしょ。

 

シカは、雌は子供と一緒に、

雄は普通は一頭で、もしくは若いシカが大人のシカにくっついていたりする。

ここで遭遇したのは雌の３頭。

雄の角は、多くて４又に分かれていて、

わかれてない１本の角のシカは生まれて３年目、二又で６年目、三又で９年目。が目安。

四又はあんまり見かけないそうだ。

滞在中、おサルもシカも沢山見たけど、みんな人間を気にしない。

餌付けをしないこと徹底しているので、人を襲ってくることもない。

 

人間が横を通っても、全くお構いなしで、子供の蚤取りをしているのだ。

 

2010/04/24　白谷雲水峡　駐車場までの道