The dialy of my trip

近場から海外まで、旅して見たもの食べたもの感じたことを書いていきます。3年お休みしていました。古い記事もありますが、そんな時代もあったなーとみていただければ嬉しいです。

小さい小さい珍妃の井戸

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清朝11代皇帝:光緒帝の妃の一人だった珍妃。
数人の妃の中で一番綺麗で、聡明だったそう。
当然光緒帝の一番のお気に入りだった妃。

義和団の乱がおき、英仏などの連合軍が侵入してきた際に、
彼らの陵辱を逃れるために、
嫌がる珍妃を無理矢理この井戸に押し込んで殺してしまったといういわくの井戸。
井戸に突っ込まれて死んじゃうなんてどんなに辛かったんだろう、、、とその井戸をぜひ見たかった。
でも、この井戸、小さくないかい?
たぶん幅30センチあるかないか、こんなに小柄だったのか?
絶対この井戸に入らない私は、そんな小柄な珍妃がうらやましい限りだけど、
やっぱり小さくないかい?
悲しいけど、どうも腑に落ちず、う~ん事実なんだろうか、、、と疑問がわいてくる。

写真に写っているおっさんは、
私に中国語で話しかけてきた、変なおっさん。
私は中国人じゃない!と言っているのに、延々話続ける迷惑なおっさんでした。

しかし、今回の旅行でよく中国人で話しかけられた。
アジア人はやっぱり似ているのか、中国人化し始めたのか、わたし。。。
帰りの飛行機でも日本人スチュワーデスに中国語で
「チキンにするか魚にするか」聞かれたのはショックだった。わかってくれ~同じ日本人。

天安門事件の直後と3年前に北京に行ったけど、
前は中国人から私に話しかけるってほとんどなかった。
10数年前は、私のほうから話しかけても、怪訝そうな顔をする人が殆どだった。
でも話し出すととってもいい人が多かった。
このときの、なんだろう、同じアジア人の安心感みたいな、
初めての旅行者をサポートしてくれようとするやさしさを感じて、私は中国が好きになったのかも。
最近は中国人も社交的になってきたってことかな?来年はオリンピックだしね。

2007/06/10 珍妃の井戸